【リコー】リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰で最高賞受賞
リコーの「リコー環境事業開発センター(静岡県御殿場市)を中心としたリユース・リサイクル活動」が、リデュース・リユース・リサイクル推進協議会が主催する「平成28年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」において、最高賞にあたる内閣総理大臣賞を受賞した。同時に、リコーの「トナーボトルの環境負荷低減活動」がリデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞を受賞した。
この表彰は、発生抑制(リデュース)、再使用(リユース)、再資源化(リサイクル)に取り組み、顕著な実績を挙げている個人・グループ・学校・事業所・地方公共団体等を表彰するもの。
リコー環境事業開発センターは、「環境技術の実証研究」と「リユース・リサイクル技術の実践・最適化」を通じて、従来のリコーの事業領域にとらわれない、環境を基軸とした新規事業の創出・拡大を目指して2016年4月に本格稼動を開始した。今回の受賞は、センターの役割の1つである複写機等の再生センターとしての機能が高く評価されたもの。
リコーは1994年に、持続可能な社会実現のためのコンセプト「コメットサークルTM」を提唱し、これに基づいて、あらかじめリサイクルすることを前提としたリサイクル対応設計や、製品回収網の整備、リユース・リサイクル関連技術の開発など、様々なリユース・リサイクル活動を推進してきた。1997年にはリコーとして初めて再生複写機の販売を開始し、以降、対象とする製品・領域を拡充している。これまで全国12箇所にあったリコーのリユース・リサイクル拠点を、リコー環境事業開発センターを中心として3箇所に統合。従来分散していた技術や回収台数を集約することで、より高効率・低コストの再生体制の構築を実現した。当センターは、再生機の製造、リユース・リサイクルの技術開発を主導し、日本のみならず世界各拠点に水平展開を行っている。リコーが長年にわたり培ってきたリユース・リサイクル技術をさらに発展させ、グローバルなリユース・リサイクル活動を加速する拠点。
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リデュース・リユース・リサイクル推進協議会
(発表日:2016/10/20)