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商船三井、サーフボード約100本を南アフリカに無償輸送

   

株式会社商船三井はスポーツを通じた国際貢献事業「スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)」に加盟しており、この事業のコンソーシアム会員として「Surf for Smile」プロジェクトに参加する。
SFTは、2020年オリンピック・パラリンピック競技大会を東京に招致する際、安倍晋三首相がIOC総会において発表したことをきっかけに始まった日本政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業。2014年から2020年までの7年間で、開発途上国をはじめとする100カ国以上・1000万人以上を対象としたあらゆる世代の人々にスポーツの価値を広げていく取り組み。外務省とスポーツ庁が連携し、日本政府が主導するプログラムで、行政機関、関係団体、大学、民間企業等が保有している知見の交換、各機関の連携協力を促進し、国際社会にスポーツの価値を広げていくことを目的に、スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム(SFTC)を形成している。
「Surf for Smile」プロジェクトは、一宮町サーフィン業組合から南アフリカのNGO団体Surfers Not Street Childrenへ約100本のサーフボードを寄贈することで、サーフボードを手にした子供達がサーフィンを始め、薬物や暴力に走らず、笑顔で生活を送れるようになることを目的とした取り組み。
5月27日には、2020年大会で史上初めてオリンピック競技に採用されるサーフィンの会場となる釣ヶ崎海岸で、鈴木スポーツ庁長官や南アフリカ大使館、NGO団体の関係者らが出席してサーフボードの贈呈セレモニーが開催された。商船三井は、集められた約100本のサーフボードを今夏南アフリカへ無償で海上輸送し、SFT事業に協力する。SFT事業への協力は、昨年SFTがスポーツ用品をガーナへ寄贈した際に商船三井が海上輸送を担当して以降、2回目となる。

セレモニーの様子

セレモニーの様子

商船三井
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