イオン環境財団、第3回「北海道厚真町植樹」(7/1)~ヤチダモなど5,600本
北海道勇払郡厚真町(あつまちちょう)と公益財団法人イオン環境財団は7月1日(土)、第3回「北海道 厚真町植樹」を実施する。
北海道南部に位置する厚真町は、町内の7割に森林が広がる緑豊かな町であり、中央部を流れる厚真川を中心に美しい田園風景が広がっている。豊穣な土地には、米や野菜などさまざまな農作物が育ち、中でもハスカップの栽培面積は日本一を誇る。
一方で、植樹地である厚真川上流部周辺にあるレジャー施設の跡地は、表土が荒れ、水資源を蓄え生物を育む土壌の水源涵養機能が低下している。このため、厚真町の基幹産業である農業に対する影響が懸念されるほか、土砂の流出や河川氾濫の危険性も高まり、防災上の観点からも早期に対応することが必要となっている。
厚真町とイオン環境財団は、産業やくらしを支えるこれらの森の再生を目指して、2015年より3年計画で植樹活動をスタートした。過去2年間で、1,150名のボランティアとともに11,400本を植樹した。最終年となる本年は、600名で5,600本を植え、3年間の累計は17,000本となる。