田町ビルが屋上緑化庭園に保育園児を招きジャガイモ収穫体験会を開催
三菱重工グループの株式会社田町ビルは、園児たちに食育を兼ねた環境学習の機会を提供するとともに地域交流を深めることを目的として、2009年以来、毎年初夏と秋に、都内港区に所有する賃貸ビル「第一田町ビル」の屋上緑化庭園に地元の保育園児を招き、野菜の収穫体験会を開催している。
第一田町ビルはJR田町駅前にあり、本館屋上の一部を使った緑化庭園219m2のうち21.5m2に人工土壌の「菜園」スペースを設けている。14回目となる今回はジャガイモを育てることにし、3月下旬に地元の保育園プチ・ナーサリー田町の園児が植えた種芋が約3ヶ月で収穫の時期を迎えたため、7月5日(水)に収穫体験会を開催した。
当日は、同保育園の3~5歳の園児23人が参加し、田町ビルの担当者からジャガイモの生育過程と収穫方法の説明を受けたあと、保育士や田町ビル社員のサポートのもと収穫を行った。参加した園児たちは、いつもは保育園から仰ぎ見るビルの屋上の菜園で、土の中から現れるジャガイモや虫たちに歓声をあげながら、初夏のひと時を楽しんだ。
株式会社田町ビルは1964年に三菱重工100%出資により設立され、賃貸ビルの所有・運営及び三菱重工ビルなどの運営管理と、その他関連事業を手掛けている。「“安全で快適なビル空間とサービス”の提供」を経営理念に、三菱重工グループのCSR行動指針、環境方針に基づき、自然保護や教育支援に取り組んでいる。
今後も環境・地域貢献につながる取り組みを通じて、CSR活動を推進していくとのこと。