【日本生命保険】ESGも考慮したアジアクレジットファンドに約100億円を投資
日本生命保険は、シュローダー・インベストメント・マネジメント(シンガポール)Ltdが運用するアジアクレジットファンドに対して、9300万米ドル(約100億円)の投資を実施することとした。
Schroder IM社の運用するこのファンドは、成長著しいアジア社債マーケットにおいて適格社債を中心とした投資を行うもので、投資案件評価にあたっては投資収益やリスクだけでなく、環境・社会・ガバナンス(ESG)の視点にも考慮したものとなっている。日本生命はこれまでもクレジット投資の分野において、ESG投資で先行する欧州を中心に、投資に積極的に取組んできた。しかしアジア地域におけるクレジットファンドでESGの視点に考慮したものは希少であり、日本生命にとっても初めての投資。
日本生命は3カ年経営計画(2015-2017)において、3~5年で最大1兆円の成長・新規領域への投資を目指しており、当ファンドへの投資はその一環。アジアでのクレジット投資ノウハウを更に強化するとともに、ESG領域における投融資を一層推進していくとのこと。
(発表日:2016/05/16)