【東レ】子会社による補助金の不正受給について
この度、東レの子会社である、東レハイブリッドコードにおいて、独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)の「平成26年度新興国市場開拓等事業費補助金」を不正に受給していたことが判明しました。
東レグループにおいて「企業倫理・法令遵守」は、経営の最優先課題のひとつとして、役員・社員全員に周知徹底するとともに、自由・公正・透明な市場競争に基づく適正な取引を行い、社会の厚い信頼を得られる企業活動を行うべく努力して参りました。
ところが、このような事態を招いてしまいましたことは誠に遺憾であり、関係の皆様にはご迷惑とご心配をおかけしましたことを、改めまして深くお詫び申し上げます。
当社は、この度の事態を厳粛に受け止め、今後、より一層のコンプライアンス強化に努め、再発防止とともに信頼の回復に全力で取り組んで参る所存です。
東レハイブリッドコードが、海外での新たな製造拠点を設立するにあたり、各種アドバイスを受ける目的で雇用する専門家に係る経費について、ジェトロの「平成26年度新興国市場開拓等事業費補助金」から補助を受けていましたが、その中の一部を本来の使途と異なる名目で申請し、補助金を不正に受給していました。
受給総額2,108,436円
不適切な事務処理があったのは、2015年4月~2016年1月に発生した、専門家の業務遂行に係る人件費および旅費交通費の上記受給総額の一部。
東レハイブリッドコードが当該期間に受給した補助金の全額を、同社からジェトロに返納するとともに、指定の加算金を追加で支払います。
なお、本件の関係者に対する処分については、経緯を含めた全容が明らかになり次第、決定いたします。
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(発表日:2016/06/07)