【パナソニック】新規事業の創出加速に向けて「Game Changer Catapult」を本格始動
パナソニック株式会社アプライアンス社は、家電領域を中心とした新規事業の創出と、それらをリードする人材育成の加速を目的とした取り組み「Game Changer Catapult」(ゲームチェンジャーカタパルト)を本格始動する。
近年、イノベーションによる新しい商品・サービスが注目を集めている中、同社では、社外との協創によるオープンイノベーションや、社内でのボトムアップによる新しい事業アイディアの発掘・育成を強化、推進している。
これらの活動の一環として、2016年5月、アプライアンス社で初の社員を対象とした新規事業公募制度をスタートした。既存事業の延長線上にない領域へシフトする「ゲームチェンジ」をテーマに、複数の事業アイディアを募集・選考し、2016年7月21日の最終選考により新規事業アイディアが決定した。今後は、これらの新規事業アイディアに、自社のリソースやノウハウを活用しながら、スピーディーな事業の立ち上げを目指していく。また、これらの新規事業アイディアを展示会等に出展し市場にいち早く提案することで、市場からの声を早期にフィードバックし、事業・商品に反映させていく。
「Game Changer Catapult」では、米国マサチューセッツ工科大学に1985年に創立された学際的領域の研究所であるMITメディアラボの講演会やUXデザイン(UXはUser Experienceの略で、ユーザー体験のこと。ユーザーが求める体験を企業が実現して提供すること。)セミナーを実施し、関係者のオープンコミュニケーションを図るとともに、社外との連携も積極的に推進していく。今後も、社外で活躍するキーマンや企業と共同でのワークショップ開催など、「Game Changer Catapult」活動の中で、社会のさまざまなステークホルダーと接点を構築する予定。また、開発・製造・販売といったサプライチェーンのあらゆるプロセスで顧客価値をより早く生み出すために、社外企業や団体、個人とのパートーナーシップの構築を目指す。
パナソニックが家電領域を中心とした新規事業の創出加速に向けて「Game Changer Catapult」を本格始動 | Panasonic Newsroom Japan
(発表日:2016/07/21)