【三菱ケミカルホールディングス】第4回プラチナ大賞において優秀賞受賞
三菱ケミカルホールディングスとグループ会社であるウェルシィは、プラチナ構想ネットワーク及びプラチナ大賞運営委員会が主催する第4回プラチナ大賞において、ウェルシィが取り組む「地下水膜ろ過システムによる国内外の持続可能なまちづくりへの貢献」で、優秀賞を受賞した。
プラチナ構想ネットワークは、日本が先進国として直面する、人口減少、高齢化、エネルギー問題などの課題の解決と新たな可能性の創造によってもたらされる豊かで快適な社会を「プラチナ社会」と定義しており、プラチナ大賞は、イノベーションによる新産業の創出やアイデアあふれる方策などによりそれら課題を解決している自治体や企業などの取り組みを表彰し、プラチナ社会のモデルとして紹介することを目的としている。
ウェルシィの主力事業である、地下水を水源とすることによって公共水道と併せた水源の二元化を可能とする「地下水膜ろ過システム」は、地震などの災害により断水し、復旧まで長時間を要するような状況の中で、水の備えを確実にすることを目的に開発された。先般の熊本地震において公共水道が停止した際も、地下水膜ろ過システムは導入先の病院等の施設すべてで平常通り稼働を続けた。また、導入先の4病院では、災害時用蛇口を開放し、断水で苦しむ近隣住民にも水を無償で提供することができた。
(発表日:2016/10/27)