三菱地所がベンチャー企業と共同で新規事業創造を目指すプログラム開催
三菱地所株式会社は、新事業創出の取り組みとしてコーポレートアクセラレータープログラムを開催し、本プログラムへの参加を希望するベンチャー企業の募集を6月14日より始めた。本プログラムは、三菱地所がスポンサーとしてベンチャー企業に資金・技術・販路等の経営リソースを提供し、ベンチャー企業からの事業提案を募るもので、国内の総合不動産デベロッパー主体では初の取り組みとなる。
本プログラムは事業創出支援を専門に手掛ける株式会社ゼロワンブースターと共同で開催し、三菱地所は、「街から起こすイノベーション」のスローガンのもと、世界に向けてイノベーションを発信したいベンチャー企業を募集する。募集後、書類・面接選考を経た上でビジネスプランコンテストを行い参加企業を5～15社程度選抜する。
選抜されたベンチャー企業は、専門知識を持った人材による多様なメンタリングを受けることができる共創支援期間に入る。支援期間中は選抜企業に対し、丸の内エリアの国内外の成長企業等の交流・活動支援拠点「EGG JAPAN」内の会員制ビジネスクラブ「東京 21c クラブ」や、交流・活動拠点「3×3Lab Future」を利用できる権利を付与し、最終的に、2018年3月に共創支援期間の成果発表会（デモデー）を実施する。
三菱地所として特に有望と判断したビジネスプランに対しては、本プログラム終了後の出資や、技術や人材など三菱地所グループリソースとの連携も検討し、新事業の立ち上げに向けた取り組みを本格的に開始する。
三尾字は、本プログラム同様、今後もグループ全体での新事業創出を促進していくとのこと。
【本プロジェクトのスケジュール】
2017年6月14日（水）：募集開始
2017年7月10日（月）：第1回ベンチャー企業向け説明会&交流会
2017年7月24日（月）：第2回ベンチャー企業向け説明会&交流会
2017年10月10日（火）：募集締め切り
2017年11月頃：ビジネスプランコンテスト開催
2017年11月～2018年3月：共創支援期間
2018年3月頃：成果発表会（デモデー）