三菱重工印刷紙工機械が「明日への架け橋プロジェクト2017」を開催した
6月8日(木曜日)、三菱重工グループの三菱重工印刷紙工機械株式会社は、三原市立第四中学校の3年生16名を招き、「明日への架け橋プロジェクト2017」として、印刷の歴史から新聞ができるまでを学ぶものづくり学習と工場見学会を開催した。
本プロジェクトは、学校などで新聞を教材として活用する教育活動「Newspaper in Education(NIE)」と三菱重工印刷紙工機械の「製品・製造・技術」を融合し、かつ地元との「絆」を組み合わせ、子ども達にものづくりの楽しさや魅力を伝える活動で、2013年より毎年実施されている。
始めに社員から印刷の歴史や仕組み、新聞配達員の仕事から新聞が刷り上がるまでの工程を説明。続いて講師として招いた新聞記者に取材の仕方などの話を聞き、生徒が新聞記者役になって、三菱重工印刷紙工機械の段ボール機械や輪転機の製作現場で働く社員へのインタビューを行ったり、尾道にある新聞社の印刷工場で新聞が印刷される様子を取材してもらった。この日に取材した内容は、生徒たちによって「学級新聞」にまとめられたのち、三菱重工印刷紙工機械側で印刷の手配をして学校へ届ける予定。