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【イオン】マイバッグ持参率のさらなる向上を目指してマイバッグの新商品を発売

   

環境月間である6月を機に、イオンは新しい(一部はリニューアル)マイバッグを発売する。
展開するマイバッグは、保冷と常温の2枚がセットになったもの(本体価格417円)や、夜道で光を反射する再帰反射テープを取り付けたもの(トートバックが本体価格93円、レジカゴ用が同658円)など、より便利な機能を特徴としている。
6月より全国のイオンなど約730店舗で順次導入する。
イオンは1991年、レジ袋の使用量削減を目指す省資源活動「買物袋持参運動」をスタートし、今年で25年を迎えた。2015年度はグループ合計で約27億947万枚のレジ袋を削減し、レジ袋辞退率64.8%となった。また2007年より、各地域の自治体や市民団体などと協力してレジ袋無料配布中止を開始し、有料レジ袋の収益金を地域の環境保全・社会貢献活動に寄付している。

有料レジ袋の代金をCSRに使うのは、購入者に免罪符を与えてしまうという誤解をうむので理想的な活動とは言えない。そのデメリットよりも、市民の環境意識を高めることのメリットのほうが大きいというのが、まだ日本の現状なのだろう。少なくとも、環境により大きな負荷をかける者は、より大きなコストを負担すべきなので、コンビニエンスストアや百貨店などの他の業界でも、そろそろ真剣に考える時期だ。その点、スーパー業界は、小売業界をリードしていると評価できる。

イオン株式会社

(発表日:2016/05/30)

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