【イオン】第5回「アジア学生交流環境フォーラム(ASEP)」を日本で開催
公益財団法人イオン環境財団は、2016年8月3日(水)より6日間、第5回アジア学生交流環境フォーラム(Asian Students Environment Platform[ASEP])を日本で開催する。
ASEPは、グローバルなステージで活躍する環境分野の人材育成を目的に、イオン環境財団が2012年より開催している環境教育活動。本年度は「生物多様性と叡智」と題し、中国、韓国、ベトナム、マレーシア、カンボジア、インドネシア、そして日本と合計7カ国の大学生84名を招き、東京・千葉・北海道を舞台に開催する。異なる自然環境や歴史・文化・価値観を持つ学生たちが、フィールドワークを通して生物多様性と人間の関わりについて学び、意見を交換する。
学生たちは、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の世界自然遺産に登録されている知床半島を訪れ、餌付けされることなく人間と共存しているヒグマの観察や、絶滅危惧種に指定されているシマフクロウの保護活動の見学、生態系について学ぶフィールドワークを行う。北海道川上郡標茶町虹別では、シマフクロウを守る森づくりのため、地域に自生する苗木を植えるほか、現代に伝わるアイヌ文化に触れることにより自然との共生観について学ぶ。またエコストアであるイオン店舗を視察することで、イオンにおける環境への取り組みを学び、観光と環境保全、野生の感性と人間の叡智の調和についての理解を深める。
(発表日:2016/07/28)