【イオン】北京市密雲植樹・武漢市の小中学校へ太陽光発電システム寄贈
公益財団法人イオン環境財団は、2016年10月15日(土)、中国北京市密雲で、3年計画の1回目となる「中国北京市密雲植樹」を実施する。また16日(日)には、武漢市の小中学校5校への太陽光発電システムの贈呈式を行う。
イオン環境財団は、世界が直面する環境問題に取り組むとともに、日中のさらなる友好関係の促進のため、1993年から「日中環境国際シンポジウム」を開催している。昨年9月、財団設立25周年を迎えたことを機に、北京市で4回目となる同シンポジウムを開催し、総括として北京市人民政府とともに「イオン北京環境提議」を発表した。同提議では、2016年からの3年間、植樹活動の継続と環境教育のさらなる推進を行うことを合意・発表した。同提議に基づき、中国北京市密雲植樹と太陽光発電システム寄贈を実施する。
10月15日(土)第1回「中国北京市密雲植樹」
密雲は北京市北東部に位置しており、同市で利用する水量のうち3分の2を供給する、華北地方最大の密雲ダムを有している。イオン環境財団は、同ダムの周辺住民ならびに北京市民の水資源を確保するため、森林の土壌が降水を貯留し、河川や湖沼に流れ込む水量を平準化して洪水や渇水を防ぐ水源涵養機能の向上を目指し、ダム周辺で植樹を行う。今年は日中両国のボランティア800名とともに、地域に自生する7,500本の苗木を植える。
10月16日(日)武漢市における太陽光発電システム贈呈式
イオン環境財団は、設立20周年の記念事業として、2009年より再生可能エネルギー活用の啓発・普及と環境教育を目的に、日本・マレーシア・ベトナムの中学校へ太陽光発電システムを寄贈してきた。これまでに3カ国で35校に寄贈している。このたび「イオン北京環境提議」に基づき、環境教育の推進を願い、武漢市の小中学校5校に寄贈する。
(発表日:2016/10/07)