【アサヒビール】環境配慮の「軽量6缶パック」を採用、紙使用量10%削減
アサヒビールは、環境に配慮した「軽量6缶パック」を採用し、2016年10月中旬以降北海道工場、四国工場を皮切りに2018年中を目途に全8工場での展開を目指す。
現行の6缶パックでは、パックの四隅上下、計8か所で缶を板紙によって押さえて固定する仕様となっているが、今回新たに採用した仕様では、6缶全ての缶底部を1本1本保持できる板紙の形状とした。これによって、従来以上の缶の安定性を確保できるようになり、6缶パック板紙の面積を縮小することが可能になった。缶350ml用6缶パックの場合の従来品比で約10%(約4g)の紙使用量の削減となる。
また、従来の6缶パックでは、天面の開封ジッパーは右からのみ開封可能な仕様だったが、今回の「軽量6缶パック」では、ユニバーサルデザインの一環として、業界初の両方向から開封できる仕様を採用した。
アサヒビールは、「グループ環境ビジョン2020」に掲げた「2020年までにCO2削減量を2008年比で30%削減する」というグループ目標に向け積極的に取り組んでいく。今回の「軽量6缶パック」の展開もこの一環として行うもので、今後も様々な分野で環境負荷を抑えた施策を積極的に行っていく。
(発表日:2016/10/03)