【日本郵船】船舶から排出されるCO2、2015年度までの削減目標を達成
日本郵船は、2011年に策定した中期経営計画”More Than Shipping 2013”で「船舶から排出される二酸化炭素(CO2)の削減目標を2015年度までに2010年度比で燃料消費効率(原単位)の10%向上」を目標に掲げていたが、2015年度末時点でこれを大きく上回る14.3%の向上を達成した。
2005年3月に制定した「環境リスクを管理し、環境と経済のベストバランスを目指しながら、地球環境と持続可能な社会に貢献します。」という環境経営ビジョンのもとで、船主、船舶管理会社、乗組員、運航担当者など海陸関係者が一体となり、省エネ運航へまい進してきたことが今回の目標達成につながったと評価している。
現在は、次世代型自動車専用船や14,000TEU型コンテナ船など最新技術を導入した省エネ性能の高い船舶の竣工などにより、中期経営計画“More Than Shipping 2018”で掲げた「2018年度までに2010年度比燃料消費効率15%向上」という新たな目標の達成に取り組んでいる。
船舶から排出されるCO2の削減目標を達成―ビックデータを活用した、さらなる削減に挑戦―|日本郵船
(発表日:2016/05/27)