【大阪ガス】関西電力相生発電所3号機、天然ガス利用改造工事完了・通常運転開始
関西電力は、相生発電所1、3号機について、2016年度から、現行の重油、原油に加えて、安価で環境性に優れる天然ガスを、大阪ガスからの供給を受けて利用することとした。その後、関西電力は2015年10月1日から実施していた相生発電所1号機の定期検査に合わせて設備の改造工事を実施し、改造工事が完了した2016年5月2日から、相生発電所1号機において天然ガスを利用した運転を開始している。
関西電力は、相生発電所3号機においても2016年2月11日から実施していた定期検査に合わせて改造工事を実施していたが、試運転による各機器の機能の確認が全て終了し、改造工事が完了したため、8月19日、午後4時55分に、天然ガスを利用した通常運転を開始した。
両社は、従来から、関西地域の顧客の暮らしやビジネスに貢献できるよう、天然ガスの利用や地域開発の分野において、協調して事業を展開してきた。本件はその一環として取り組みを進めているもの。
関西電力は、今後も火力発電所の高効率化や燃料調達の柔軟性・経済性のさらなる向上に取り組む。
大阪ガスは、相生発電所への安定供給はもとより、天然ガスのさらなる普及拡大や効率的なエネルギー利用の提案を通じて、より安定的かつ環境性・経済性に優れたエネルギー供給の実現に取り組む。
大阪ガス:関西電力相生発電所3号機における天然ガスの利用に向けた改造工事の完了および通常運転開始について
(発表日:2016/08/19)