【大阪ガス】「エネファームtypeSの開発」日経地球環境技術賞優秀賞受賞
2016年10月14日、大阪ガスおよびアイシン精機・京セラ・ノーリツの4社で共同開発し、大阪ガスが2016年4月に発売した家庭用固体酸化物形燃料電池「エネファームtype S」が、日本経済新聞社主催の「2016年日経地球環境技術賞」優秀賞を受賞した。
「日経地球環境技術賞」は地球の温暖化、オゾン層の破壊、酸性雨、生態系の乱れ、砂漠化、海洋汚染、廃棄物処理等の地球環境問題に関する調査、研究、技術開発について独自性、将来の有望性等が認められた活動を表彰するもので、本年度で26回目。
「エネファームtype S」は、電気を発生させるセルスタックを京セラが、セルスタックを組み込んだ燃料電池発電ユニットをアイシン精機が、燃料電池発電ユニットとセットする熱源機・リモコンをノーリツがそれぞれ製造し、大阪ガスが販売している。今回の受賞にあたっては、主に以下のような点を評価されたと考えている。
・世界最高の発電効率を実現した革新性
・世界最小サイズを実現したことで、設置スペースに制約のある集合住宅への設置が容易になり、また既存戸建住宅において、現在使用しているガス給湯器をそのまま利用し、発電ユニットだけを後付で設置することが可能となる等、設置の幅を広げた汎用性の向上
・日本初の余剰電力買取制度による更なる地球環境保全への貢献と社会へのインパクト
「2016年4月発売 エネファームtype Sの開発」日経地球環境技術賞 優秀賞受賞について
(発表日:2016/10/14)