【トヨタ自動車】WWFと「生きているアジアの森プロジェクト」と気候変動分野で協働
WWF(World Wide Fund for Nature, 世界自然保護基金)とトヨタ自動車は、持続可能な社会の実現に向けて、5年間のパートナーシップを開始した。これは、自動車業界として世界初、日本企業として初の、WWFグローバル・コーポレート・パートナーシップとなる。WWFグローバル・コーポレート・パートナーシップは、環境課題とその改善に向けた共通の思いに基づき、WWFとパートナー企業の二者間で、グローバルな規模で、(1)持続可能な事業活動の実現、(2)社会への環境コミュニケーション、(3)WWF自然保護プロジェクトへの資金支援の3分野を含む協働を行うもの。WWFとトヨタは、生物多様性の保全と脱炭素社会の実現に向けて、様々な協働を行い、「人と自然が調和して生きられる持続可能な社会」の実現をともに目指す。また、このパートナーシップが、地球環境保全に向けたステークホルダーの意識の高まりに寄与することを期待している。
具体的には、生物多様性保全の取り組みとして、トヨタは「生きているアジアの森プロジェクト“Living Asian Forest Project”」の支援を開始する。このプロジェクトは、WWFが東南アジアの熱帯林と野生生物を保全するために実施してきた活動を強化し、また新たな保全活動へと展開するもの。活動場所は、WWFが世界の優先保全地域に指定しているインドネシアのボルネオ島(カリマンタン)とスマトラ島に加え、将来はメコン地域へも拡げていく予定。
WWFとトヨタ自動車が「生きているアジアの森プロジェクト」と気候変動分野で協働 | トヨタグローバルニュースルーム
(発表日:2016/07/20)