【日本電信電話】NTTデータ経営研究所、「働き方に関する調査」結果を公表
1,000人余りに対して行ったインターネットアンケートの結果を分析・公表している。
「働き方変革への取り組み」「生産性があがる時間帯 」「育児期・介護期の従業員の処遇」「女性の活躍推進」について、調査した。
タイトルでは「働き方変革に取り組む企業は1年で約1割増、3社に1社が取り組む~女性活躍推進への見方は女性の方が厳しい~」とまとめている。
この調査結果だけではあまり意味がなく、社内で同様のアンケートをとった結果と比較して自社のポジションを確認するなどには使える。
育児中の従業員がいる職場、介護中の従業員がいる職場、病気やけがで治療中の従業員がいる職場のそれぞれで4分の1以上が「時短の従業員が多く、通常勤務の人にしわ寄せがある」と回答している。
という一文が興味を引いた。NTTデータ経営研究所はなにも評価していないが、しわ寄せがあるという回答率が少ないように感じた。多くの時短従業員が働けるような整った職場であれば、まわりにしわ寄せがいかないような体制もきちんと整えているということか。そうであれば素晴らしい。
他に、女性の8割超(81.7%)が「女性管理職を無理に増やすのではなく、昇進や管理職への登用は、あくまで本人の能力によって行うべきだと思う」と回答している。とはいえ、女性活躍推進法に則って数値目標を立ててしまっている企業が多いので、無理をしてでも増やさないと困る企業もでてくるだろう。
働き方変革2016 働き方変革に取り組む企業は1年で約1割増、3社に1社が取り組む ~女性活躍推進への見方は女性の方が厳しい~ 2016年5月20日|ニュースリリース | NTTデータ経営研究所
(発表日:2016/05/20)