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【旭化成】インドでの繊維産業の発展を目指して「ビジネス行動要請」に参加

   

旭化成は、再生セルロース繊維(キュプラ繊維)「ベンベルグ」のインドでの原料調達から最終製品までの現地の生産者、若者等への能力向上、育成に向けた取り組みで、国連開発計画(UNDP)が主導する「ビジネス行動要請(Business Call to Action: BCtA)」に参加することになったと発表した。
ビジネス行動要請とは、長期的視点で商業目的と開発目的を同時に達成できるビジネスモデルを模索し、促進する取り組み。企業がそのようなビジネスモデルと企業のコアとなる技術を適用しながら、貧困層の成長を活性化させ、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を促進することを目的としている。参加するには申請の必要がある。
旭化成は、インドでの「ベンベルグ」の原料調達から最終製品までの企業活動(バリューチェーン)に直接・間接に関与し、技術の向上、安定した収入の確保や新たな仕事の創出など技術開発や人財育成に貢献している。また、将来インドの繊維業界、ファッション業界を担う若者・学生への教育にも力を入れており、能力の向上を目的に数校の大学に教育サポートを行い人財育成にも貢献している。
日本企業で、ビジネス行動要請に参加した他の企業の例としては、良品計画の「カンボジア、ケニア、キルギスの手工業者の商品開発を支援」や住友化学の「蚊帳の現地生産を推進するとともにアフリカの未来に投資」などがある。

国連開発計画が主導する「ビジネス行動要請(BCtA)」に参加 | プレスリリース | 旭化成株式会社
ビジネス行動要請(BCtA) | 国連開発計画(UNDP)

(発表日:2016/05/24)

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