【東レ】「国際生物学オリンピック」で日本代表高校生が金・銀メダル獲得
東レが公益財団法人日本科学技術振興財団を通じて生徒派遣を支援している「国際生物学オリンピック」の第27回大会が、2016年7月17～24日ベトナムのハノイで開催され、日本代表として4人の高校生が参加した。
国際生物学オリンピック(International Biology Olympiad:IBO)は、生物学に関心を持つ高校生を対象とした国際的なコンテスト。1990年以降毎年7月に開催されている。日本は、2005年に開催された「第16回IBO中国/北京大会」で初参加を果たし、それ以降毎年参加している。
3,400人を超える中から選び抜かれた4人は、3回の特別教育、おのおのの地元の大学での個別教育を受け、特に実験の経験を積んで国際大会に挑んだ。
実験問題と理論問題が課される個人戦で、成績優秀者には金メダル(参加者のおよそ1割)、銀メダル(同2割)、銅メダル(同3割)が授与される。日本代表の生徒全員が見事、メダルを獲得した(金メダル1、銀メダル3)。
すでに来年の英国での国際大会のために7月17日には予選が行われ、8月19～22日には予選を勝ち抜いた80人が筑波大学において本選を受けることになる。また、2020年の国際大会は日本で開催することが決まっており、準備が進められている。
(発表日：2016/09/07)