【大和証券グループ本社】大和日緬基金など、ミャンマーの公認会計士制度を支援
ミャンマー公認会計士協会(Myanmar Institute of Certified Public Accountants)、日本公認会計士協会及び一般財団法人大和日緬基金は、平成28年6月8日、ミャンマー公認会計士の人材育成及びミャンマー公認会計士協会の機能強化支援に関する覚書を締結した。
本覚書は、ミャンマーにおける資本市場整備の一環として、平成25年12月2月にミャンマー公認会計士協会及び一般財団法人大和日緬基金が締結した会計人材育成支援に関する覚書を更に発展させ、会計・監査制度の継続的強化にも共同して取組むことで、ミャンマー経済の更なる発展と資本市場の適切な機能に貢献することを目的としている。
本合意に基づき、ミャンマーにおける資本市場発展・証券市場や取引所上場等に関連する知識及び専門性の向上並びに公認会計士業務の質的水準の維持・向上による公認会計士業務に対する社会的信頼を担保するためのミャンマー公認会計士協会の自主規制機能の強化について、主として以下の事項について共同で取組む予定。
1.資本市場発展に資する公認会計士研修プログラムの策定
2.ミャンマー公認会計士への研修機会の提供
3.ミャンマー公認会計士協会の自主規制機能強化に向けた協働
大和日緬基金は、2013年4月、ミャンマーの国民生活向上や持続的経済成長のために不可欠な人材の育成等を目的に大和証券グループ本社によって設立された。ミャンマー政府の若手幹部職員に日本留学の機会を与える奨学金事業を開始するなど、将来のミャンマー資本市場の中核を担う人材の育成に力を入れている。
(発表日:2016/06/09)