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【花王】「攻めのIT経営銘柄2016」に選定された

   

花王は、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「攻めのIT経営銘柄2016」に選ばれた。
花王は、企業価値向上のため、IT活用の検討やIT活用をめざした人材育成などの取り組みを推進していている。具体的なIT活用事例としては、金融機関のサービスを活用したグローバルキャッシュマネジメントシステムを構築し、グループ全体の資金効率向上を実現した。資金効率の向上によって生み出されるフリーキャッシュフローの拡大により、成長分野への投資や、株主還元の資金源泉の確保にもつながり、企業価値をさらに高めていくことに貢献している。
また、流通企業の保有するデータと花王のデータ分析ノウハウを融合したエコシステムを構築し、消費者インサイトの把握、顧客満足度の向上、マーケティングの精度向上など、消費者ニーズの開拓・商品開発に取り組んでいる。大規模データを効率よく分析できるプラットフォームを構築し、分析の作業時間を日単位から秒単位へと劇的に短縮することを実現している。

「攻めのIT経営銘柄」は、経済産業省と東京証券取引所とが共同で、IT活用に戦略的に取り組む企業を選定。業種ごとに他社のモデルとなる企業が選 ばれる。最終的には「攻めのIT経営」委員会(委員長は一橋大学CFO教育研究センター長・一橋大学院商学研究科特任教授)が選定する。選定された各社の 取り組みは「攻めのIT経営銘柄2016」(PDF)に掲載されており、経済産業省のページからダウンロードできる。
化学業界からは花王の他にエフピコも選定されている。今回選定された26社のうち、東レやエフピコなど12社は2年連続の選定。

ニュースリリース <お知らせ>花王、「攻めのIT経営銘柄2016」に選定 | 花王株式会社
「攻めのIT経営銘柄2016」を発表しました~企業価値の向上に向け「攻めのIT経営」に取り組む上場会社26社を選定!!~(METI/経済産業省)

(発表日:2016/06/10)

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