【東レ】日覺昭廣社長、フランス共和国「レジオン・ドヌール勲章」受章
東レの代表取締役社長 日覺昭廣氏が、フランス共和国より「レジオン・ドヌール勲章」を受章した。
同勲章は、ナポレオン・ボナパルトにより1802年に創設されたもので、フランスへの卓越した功績のあった人物に対して同国大統領が授与するもの。日覺氏は同勲章のうち「シュヴァリエ」を受章した。
叙勲式は、現地時間の2016年10月11日（火）、フランス・パリ市にある式典会場「Hôtel d’Evreux （オテル デヴルー）」にて執り行なわれ、フランス共和国オルテズ市の名誉市長であるルネ・リカレル氏から日覺氏に対して勲章が授与された。
東レのフランスへの事業展開は1982年に始まり、34年の長きに亘る。現在は、炭素繊維の製造販売拠点であるToray Carbon Fibers Europe社および高機能フィルムの製造販売拠点であるToray Films Europe社を同国に設立しており、これまで先端産業の定着・発展および雇用の創出に努めてきた。東レが同国で製造する炭素繊維は航空機、自動車、風力発電用ブレード等、フランスを中心としたEUの主力産業を支えるのに欠かせない基幹部材となっている。また、高機能フィルムは各種包装材料や工業材料用途等での拡大が見込まれている。
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(発表日：2016/10/12)