【花王】熊本地震被災地支援活動―応急仮設住宅入居世帯へ「生活用品セット」
花王グループは、熊本地震の被災地に向けた支援策の一環として、義援金や製品の提供に続き、応急仮設住宅に入居の世帯に向けて、生活用品11品目をパッケージにした「花王 生活用品セット」を届ける活動を開始した。初日の6月14日には、熊本県上益城郡益城町の応急仮設住宅88戸へ届けた。
今後も、国土交通省が熊本県内に建設予定の応急仮設住宅へ届けることを予定している。
「花王 生活用品セット」には、現地から要望が多い、衣料用洗剤や掃除用品、手洗い用品など11品目を選定し、花王グループの社員有志が休日に箱詰めを行なった。応急仮設住宅へ届けるのは、花王グループの販売活動を担う、花王カスタマーマーケティング株式会社のグループ社員が行なっている。(自治体ごとに、配布方法が異なる場合がある)
なお、この活動は、同セットを必要とする人の要望や、届け方、日程などを、応急仮設住宅の建設や管理を担当する各自治体の関係者と協議して進めている。
たとえ有志と言っても休日に箱詰めすることには若干の懸念がある。それを言い出すと環境ボランティアや地域ボランティアの実行も難しいケースが出てくるのだが、企業が発表する以上は本来は業務とするのが正しいのではないだろうか。届けられる「生活用品セット」自体は喜ばれるであろう詰め合わせになっているので、CSRをリードする花王のような企業が、より良い仕組みに改善していっていただきたい。
ニュースリリース <お知らせ>―「熊本地震」被災地支援活動―応急仮設住宅ご入居の世帯へ「花王 生活用品セット」のお届け活動開始 | 花王株式会社
(発表日:2016/06/17)