【サントリーホールディングス】熊本地震復興支援で3億円追加拠出
2017/05/21
サントリーホールディングスは、2016年熊本地震の復興支援のため、3億円の追加拠出を決定し、「サントリー水の国くまもと応援プロジェクト」としてサントリーグループ一体となった復興支援活動の取り組みを開始する。
サントリーグループは、4月の熊本地震発生直後にミネラルウォーター「サントリー天然水」約21万本を供出したほか、5月には義捐金1億円を拠出するなど、熊本県の復興・再生に向けた支援活動に取り組んできた。
今回のプロジェクトは、サントリー九州熊本工場を熊本県内に置く企業として同県の復興に貢献したいとの思いから、「熊本地域における地下水の持続可能性に貢献する活動」「文化・芸術・スポーツを通じた心と体の支援活動」を中心に継続して実施していく。
●主な活動
(1)熊本地域における地下水の持続可能性に貢献する活動(約1億5千万円)
熊本県の産業・観光振興の基盤であるとともに、県民の生活を支える貴重な資源である地下水の持続可能性に貢献すべく、公益財団法人くまもと地下水財団とともに「サントリー熊本地下水みらいプロジェクト」を開始する。水源涵養のための湛水(たんすい)農地「冬水田(ふゆみずた)んぼ」の復旧に取り組むほか、水源涵養対策の拡大を図っていく。また、熊本大学が実施する地下水流動メカニズムの調査・研究を支援し、その結果を本プロジェクトに活用していく計画。
(2)文化・芸術・スポーツを通じた心と体の支援活動(約1億5千万円)
被災者、とりわけ子どもたちや避難所・仮設住宅での生活を余儀なくされている方々の心と体の支援をしたいという思いから、文化・芸術・スポーツを通じた活動を行っていく。公益財団法人サントリー芸術財団と連携したコンサートや音楽教室の実施、サントリーバレーボール部、ラグビー部によるスポーツ教室の開催など、地域に寄り添った活動を積極的に展開していく計画。
さらに、サントリー商品を通じたプロモーション活動や、サントリーホールディングス主催イベントでのチャリティ金を活用した支援も今後検討していく。
サントリーグループの熊本地震復興支援 「サントリー水の国くまもと応援プロジェクト」開始 2016年10月31日 ニュースリリース サントリー
(発表日:2016/10/31)